• 定価:1,980円(税込)
  • 発売日:2024年12月1日
  • A4(297mm×210mm)
  • 88ページ
  • 商品番号:A5152

LUPICIA×SOGETSU TEA and ROSES 紅茶とばらと

紅茶は淹れ方によって味が変わるといいます。お茶の時間をより豊かにするために、家元が世界のお茶専門店「ルピシア」のティーセミナーを受講しました。ルピシアに製造依頼した草月オリジナルブレンドティー「茜」を使った紅茶の淹れ方や、アレンジレシピもご紹介します。

[特集]いけばなは立体造形である

「いけばなは立体造形である」とは、第三代家元・勅使河原宏が提唱した言葉です。その真意はなんでしょうか? 時代や生活環境に合った花を目指して誕生した草月は「どこにでもいけられる」いけばなを提案してきました。いま一度原点をとらえ直し、この言葉の意味を考えてみましょう。

クリスマスから正月へ

華やかなイルミネーションに町が唄い出す12月。厳粛な気と晴れやかさに包まれる正月。クリスマスらしく、正月らしく花を飾ってその変化を楽しみませんか? 5人の作家が、クリスマスと正月を象徴する作品を、それぞれ個性豊かにいけました。

内容

勅使河原茜 ことばと作品

  • 勅使河原茜 ギャラリー
  • 季節のことば「バケツの中の松」
  • LUPICIA×SOGETSU TEA and ROSES 紅茶とばらと
  • [特集]いけばなは立体造形である
    ・「立体造形」とは?
    ・勅使河原茜、現代空間にいける
    ・会話が生まれるいけばなを
    ・あらゆる角度からの視線を考える①
    ・あらゆる角度からの視線を考える②
    ・素材を「線」と「色」でとらえる
    ・色をとらえる
    ・[造形あそび]紙による立体
    ・「剣山なしで水盤にいける」で構成力を高める
    ・空間の変貌
    ・勅使河原宏の竹のインスタレーション 岡林 洋
  • バスケタリーの定式 関島寿子の「立体造形」論
  • 植物を編むー概念としての「かご」 島崎慶子

草月の作家

  • クリスマスから正月へ
    加藤久美子・福島光加・榎本紅萩・森彩琳・片山紅早
  • 百花繚乱 冬
    久保島一超・小沢清香・片山健・高木水染・関田育圓

連載

  • 勅使河原季里のアーティストインタビュー:石井孝之
  • 一花三貌21:シクラメン 前田早苗
  • 草月 世界の街へ41:ヴィチェンツァ支部 ソンシーニ・マリオ
  • 草月の真髄「花伝書」を読む②
  • 花といきる作家たち 第三十九回 猿子滋苑

UP TO DATE

  • 草月美術館
  • 草月図書館 今、読みたい! この十冊

皆様のお声を聞かせてください!

    季刊『草月』は、草月のいけばなを愛する皆さまのための雑誌です。より内容にご満足いただけるよう、今後も取り組んでまいります。そのために、今号に綴じ込みのアンケートはがき、または左のQRより、皆様の声をぜひお聞かせください!

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