2023/12/1
草月2023年冬号
自ら考え、動くことから「自由」は生まれる
- 定価:1,980円(税込)
- 発売日:2023年12月1日
- A4(297mm×210mm)
- 88ページ
- 商品番号:A5142
鍛金の器にいける
鍛金とは金属の塊や板を叩いて様々な造形物をつくる金工技法。2019年「ロエベファンデーションクラフトプライズ」のファイナリストになった井尾鉱一氏は、この伝統技法に個人の解釈や価値を加え、独自の表現を追い求めています。若き作家の器と出会った家元が、鍛金の世界に新たな景色をつくりました。家元による井尾氏の工房探訪も必見です。
[特集]マッス再考
マッスは初代家元・蒼風がいけばなの新しい表現として取り入れた技法。広義では「線・色・塊」のいけばな三要素のひとつと言えますが、マッスのイメージ、捉え方は人により若干の違いがあるようです。草月流ならではのマッスを存分に楽しむために、マッスの概念といけ方を見つめ直してみましょう。
百花繚乱 冬
正月の花、クリスマスの花。華やかな季節を彩る行事花を感性豊かに。
内容
勅使河原茜 ことばと作品
- 勅使河原茜 ギャラリー
- 季節のことば「エンジョイ・いけばな」
- 鍛金の器にいける
- 工房を訪ねて
[特集]マッス再考
- マッスを楽しむために
- 勅使河原茜のマッス表現
- 「マッス」の意味
- いけばな初のマッス表現
- 建築環境とマッス
- マッスをイメージしてみよう
- マッスのつくり方①花もの
- マッスのつくり方①花もの
- マッスのつくり方②枝もの
- 力感やエネルギーを内包するようなマッス
- マッスと花材
- より魅力的なマッス表現へ
草月の作家
- Exhibition report 丹野霞園展「結い」
- 百花繚乱 冬:岩本知星 岡崎忍 小沢清香 川名哲紀 高木水染 大久保雅永 中田和子 加藤久美子 州村衛香 日向洋一 中村草山 福島光加 江口玉枝 隅出美泉
連載
- 勅使河原季里のアーティストインタビュー アンドリュー・サルガド
- 一花三貌17:雲竜柳 佐々木紅葉
- 草月 世界の街へ37:サンフランシスコ・ベイエリア支部 鈴木ジョーン友穂
- 「いけばな」とは何か。 蒼風講義録から32:「見ばえのしない[いけばな] 粗密強弱のない[いけばな]」
- 家元研究科:テーマ 「会社の受付にいける」
- 花といきる作家たち 第三十七回 宮下透翠
UP TO DATE
- 草月美術館
- 草月図書館 今、読みたい! この十冊
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