「草月ってなんだろう? What’s SOGETSU ?」~創流100周年に向けて~
【特別企画】映像で知る草月 再配信!
草月動画配信サイト
2023/1/20 - 2023/3/31
2027年に草月流は創流100周年を迎えます。
この記念すべき100周年に向かって、草月流が今よりももっといきいきとした、創造的で魅力的な存在となるために、「草月ってなんだろう? What’s SOGETSU ?」をテーマに多彩な取り組みをしてまいります。
創流以来紡がれてきた歴史、草月を形づくる理念、造形の根底をなすカリキュラムなど、さまざまな角度から「草月とは何か」を見つめ直してまいりましょう!
【特別企画】映像で知る草月 再配信
『草月ってなんだろう』を考える為に、今だけでなく過去を映像で知ることができる企画として、昨年1年近くにわたり、9本の特別映像を配信いたしました。
「見逃してしまったので再度配信してほしい」「もう一度見てみたい」という皆様のお声にお答えし、この新春に、すべて再配信いたします!
創流以来紡がれてきた歴史、各家元の想いや活動など貴重な映像をこの機会に是非ご覧ください。
【視聴期間】2023年3月31日23:59まで
【視聴料金】1,100円(税込)/1本
(注)昨年購入した同動画でも、視聴するためには再度購入が必要です。予めご了承ください。
【視聴方法】
上記の動画配信サイトよりレンタル購入の上、ご視聴ください。
※草月指導者連盟メンバーズサイトからも入れます。
①「アトリエの蒼風」
初代家元蒼風が当時のアトリエで、彫刻制作に心血を注いだ姿を収めた映像です。
木から丁寧に掘り出す作品の数々をご覧ください。多くの作品の並んだ旧草月会館の庭やホールなど見どころ満載です。
②「蒼風大個展」
1966年に創流40周年を記念として開催された「蒼風個展」を収めた映像です。
1963年の展覧会では彫刻を主に発表されたのに対し、いけばな・彫刻・書・会場デザインなど、蒼風芸術の集大成ともいうべき、後にも先にもない大展覧会となりました。63年以降古事記連作として数々の作品が発表されてきましたが、代表作のひとつ≪鳥髪≫を発表されたのは本展が初でした。
③「勅使河原霞個展『創る』」
第2代家元霞による貴重な映像です。
ミニアチュールから絵画、彫刻、インテリア用品、全てが霞家元色に染まった会場です。
120点余りの作品が展観された会場で、多くの来場者に囲まれた霞家元の和やかな雰囲気が感じられる印象的な映像です。
④「第54回草月いけばな展」
本展は、宏家元(当時・副会長)のプロデュースによる、デザイナー・粟津潔氏の会場構成、前衛音楽家・高橋悠治氏の音楽という、いままでにない企画構成のもとに開かれました。
メインテーマを「エイト・カラー・エンバイラメント(八つの色の環境)」とし、八つの色に染め分けられた空間に約300点余の作品を並べた展覧会でした。
⑤「環境といけばな」
「日本文人画展」(1962年・パリ)、世界現代芸術フェスティバル(1963年・パリ)への出展を始め、
在日フランス大使館でのクリスマスツリー、東京ヒルトンホテル、国際ビルヂング、銀座和光など様々な場所における蒼風家元、霞家元の活動を二人で振り返ります。
⑥「草月の50年」
1927年(昭和2年)創流からの50年間の歩みをまとめた映像。
麹町三番町での草月流講堂での活動を始め、旧草月会館の完成、歌舞伎座での創流40周年記念イベントや、ジョルジュ・マチウ、サルバドール・ダリなど多くの著名人・画家が蒼風と語らい、時には草月会館を訪れた時の映像も収録。文章でしか語られなかった蒼風の多くの活動が見られる貴重な映像です。
⑦「サマーセミナー’82」
宏先生が家元になり、2回目のサマーセミナーです。
特別高等講習会からサマーセミナーと名称を改め、内容も受講者自身による自発的、即効的な創作に重点を置くやり方へ変更。多くの会員に周知されたおかげで、4日間で総計2,500名が参加しました。
⑧「花とかたち-ミネアポリスの庭-」
デイトンバックマンのスプリングフラワーショーにおいて、3,000本の竹、6,000本のチューリップ、1,500本のすいせんの他多くの花木を使い、高さ6m、1,115㎡の室内空間に日本庭園が現出しました。
⑨「竹波音」
嚴島神社世界遺産推薦記念奉納公演として宏家元が、「勅使河原宏 花舞台 嚴島神社 武満徹記念演奏会」を総合演出。宏家元の竹によるインスタレーションの制作風景を収録。
潮の引いた時間にアトリエスタッフと支部ボランティアの方のべ200名が20日間をかけて作り上げました。