2024/5/30
季刊『草月』2024年夏号 発売!
やっとできたものに、いいものはない。
- 定価:1,980円(税込)
- 発売日:2024年6月1日
- A4(297mm×210mm)
- 88ページ
- 商品番号:A5150
家元対談 私の流儀 第35回 ゲスト:由美かおる
今回のゲストは俳優・歌手の由美かおるさん。昨年家元が献花を行った東寺・真言宗立教開宗1200年記念法要にて由美さんが合気道を奉納され、その懇親会で親しくなりました。今回は由美さんにいけばな体験をしていただき、その感想とともに、美と健康などについて語り合いました。
【特集】Avant-garde Ceramics 前衛陶芸が生まれた時代
パブロ・ピカソや、イサム・ノグチ、そして三輪龍作や宇野三吾など、草月ではアヴァンギャルドな陶器のコレクションを有します。第二次世界大戦を経て、自由な時代の空気を吸い込んで生まれた「前衛陶芸」は、今も挑発的な姿でいけ手を刺激します。革新的な7つの陶器に勅使河原茜家元が挑みました。
水をいける
水をもいけるというのが、草月の花です。水を魅せることは、花をより魅せること。7人の作家が、水を存分にいけました。
安部公房生誕100年 砂の女
安部公房の代表的作品『砂の女』。1964年に勅使河原宏によって映画化されました。安部公房生誕100周年にちなみ、川名哲紀が『砂の女』のオマージュ作品を制作。安部について綴った宏の新聞寄稿文もご紹介します。
第11回AT賞展
「AT賞」は2002年、勅使河原茜家元の家元継承を記念し、茜家元のイニシャルより命名し、創設しました。今年3月に草月プラザにて開催された「第11回AT賞展」の全作品を掲載します。
内容
勅使河原茜 ことばと作品
- 勅使河原茜 ギャラリー
- 季節のことば「展覧会で思うこと」
- 家元対談 私の流儀 第35回 ゲスト:由美かおる
- 【特集】Avant-garde Ceramics 前衛陶芸が生まれた時代
勅使河原茜作品 パブロ・ピカソ
「陶器では、君は何もできない」 ピカソと陶芸
勅使河原茜作品 イサム・ノグチ
「親しみやすい自然の再発見」 イサム・ノグチと陶芸
勅使河原茜作品 三輪龍作(走泥社)
勅使河原茜作品 宇野三吾(四耕会)
「オブジェ焼きの誕生」 走泥社、四耕会の陶芸
窯番のつぶやき
- 安部公房生誕100年 砂の女
川名哲紀「砂の女」
「シナリオ作家・安部公房」勅使河原宏
草月の作家
- 水をいける
小沢清香・高木水染・片山健・岡本青珠・中村美梢・田渕章流・大泉麗仁 - 百花繚乱 夏
福島光加・片山紅早・加藤久美子・西山光沙・横地鴻政・澤田晃映
連載
- 勅使河原季里のアーティストインタビュー:ケニー・シャーフ
- 一花三貌19:ユーカリ 石倉菘清
- 草月 世界の街へ39:コンセンタススタディグループ ルカ・ラマチョッティ ルチオ・ファリネッリ
- 「いけばな」とは何か。 蒼風講義録から34:「自分のスタイルを持とう」
- 家元研究科:テーマ 「結婚式の祝い花〜二次会のテーブルにいける」
UP TO DATE
- 草月美術館
- 草月図書館 今、読みたい! この十冊
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