2022年は第二代家元・勅使河原霞の生誕90年という節目の年。父・蒼風、兄・宏に比べると取り上げられることが少ない霞ですが、今でも人気が高く、霞を特集した季刊『草月』2016年秋号は即完売、再販のご要望をたくさんいただきました。満を持して、霞の作品、生き方をまるごとご紹介する特別号をお届けします。一冊のアルバムをめくるように、霞の人生をご覧ください。

季刊『草月』special issue 「第二代家元 勅使河原霞」

  • 定価:3,300円(税込)
  • 発売日:2023年2月1日
  • A4(297mm×210mm)
  • 136ページ
  • 商品番号:D2080

いけばな界のミューズ、その魅力に迫る完全保存版

草月の創流者・勅使河原蒼風の長女として生まれ、その美貌と豊かな才能で注目され続けた第二代家元・勅使河原霞。繊細で大胆、華麗で斬新な造形は、草月に新たな美をもたらしました。
さらなる活躍が期待されていましたが、47歳という若さでこの世を去ります。
散りてなお、面影残す花のように、今もいけばな界のミューズと讃えられる美しき霞の世界をこの一冊に。

今も魅力を失わない作品の数々

霞の代名詞である極小のいけばな「ミニアチュール」をはじめ、季節の花、造形作品など70点を収録。
その造形力、発想力は草月の精神そのもの。今も魅力を失わない作品の数々をお楽しみください。

CONTENTS

  • 私の花伝書 勅使河原霞

霞の花
霞の作品を霞の文章とともに

  • ミニアチュール
  • 四季
  • 花と環境
  • 創るよろこび
  • 霞の世界を読み解く 三頭谷鷹史(美術評論家)
  • 暮らしの花

霞アルバム
写真で綴る霞の足跡

霞 その人生
多くの著名人を魅了した美しき47年

  • 花とともに生きたひと
  • 勅使河霞の年譜
  • メディアといけばなと霞先生 井上陽子(元『婦人画報』いけばな担当編集者)
  • 対談・花のある人生 瀬戸内寂聴×勅使河原霞
  • 霞、日本画のモデルに 伊東深水「菊を活ける勅使河原霞女子」 山崎妙子(山種美術館館長)
  • 霞の作品が表紙に 川端康成『女であること』
  • エッセイ① くらしのセンス
  • エッセイ② カレーの思い出
  • コラム「レストラン薔薇」
  • 美しい翅をもつひと 勅使河原茜

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