2020年12月11日(金)〜18日(金)、コロナ禍に大きな打撃を受けている花卉業界を応援するため、勅使河原茜家元が、クラウドファンディングにより集められた支援をもとに、真紅のグロリオーサ5,000本を使用した巨大な球体のインスタレーションを展示しました。

2020年8月5日(水)〜 10月30日(金)に実施されたクラウドファンディングでは、目標金額を大幅に上回る5,094,000円を達成しました。
皆さまからの温かいご支援に、心より御礼申し上げます。

写真:勅使河原茜家元作品
(花材:高知県高知市三里産グロリオーサ「サザンウィンド」)

開催概要

  • 会期:2020年12月11日(金)〜18日(金)午後2:00
    ※草月会館内の作品は12月16日(水)
  • 会場:草月会館 1階
  • 住所:東京都港区赤坂7-2-21
  • 入場無料

夜間はライトアップ

夜間はライトアップを実施し、日中とは一味違う幻想的な光景となりました。
また、MAKE IT BLUE JAPAN実行委員会の活動に賛同し、医療の最前線で闘うすべての方々に感謝の意を表するため、石庭がブルーにライトアップされました。

イメージ映像

制作風景タイムラプス映像

勅使河原茜メッセージ

一輪の花が、明日を変える

花卉業界をはじめ、新型コロナウイルスと格闘する世界中の方々へ、「いけばなでエールを送ろう!」とスタートしたクラウドファンディングは、国内外の多くの方々からご支援を頂戴しました。温かなご支援をお寄せくださった皆さま、ほんとうにありがとうございました。
いただいたご支援は、グロリオーサの購入資金にあて、このグロリオーサを用いて、草月会館1階にインスタレーションを制作、展示いたします。そして制作風景や作品の動画を配信して、世界中の人たちにエールを送るとともに、花と共に暮らす喜びを呼び掛けたいと思います。

新型コロナウイルスにより、たくさんのさまざまなイベントが中止となり、移動の自由が奪われ、人々が集い交流する場が失われています。
孤立しがちな日々、一輪の花を買って、身近に置いてみてください。それが、私たちの心を癒やし、暮らしに安らぎをもたらし、そして、苦境に立つ花卉業界を応援することにも繋がります。
一輪の花が、暮らしを変え、あなたを変え、明日を変える―。
このたびのプロジェクトを通じて、苦しい時にこそ寄り添ってくれる花の力を感じていただければ幸いです。

草月流家元 勅使河原茜

関連企画レポート

草月会館内を彩る勅使河原茜家元作品

JA高知市 三里園芸部 × 勅使河原茜家元

花卉業界応援プロジェクトの一環として、インスタレーション作品に使用されたグロリオーサ「サザンウィンド」を栽培するJA高知市 三里園芸部の皆さんと、勅使河原茜家元がZoom中継で談話しました。
グロリオーサの、その華やかな姿に秘められた生産者の努力と情熱に迫ります。

ホーム コラム 【花卉業界応援プロジ...