師範をめざす
いけばなを多くの人へ伝えたい
世界各地で活躍する草月の師範(指導者)になるまでの道のりをご紹介します。
師範になるためのレッスン
カリキュラム5|技術と創造
約10ヶ月(30単位)
4段階のカリキュラムを習得した後、師範の資格を得るためのレッスンが始まります。
指導者としての心得を学ぶとともに、「技術」「素材」「場」「創造」の4つのキーワードで構成されたカリキュラムを通して、確かな技術や知識、創造力を身につけます。
※修了後、4級師範証書・看板・席札の申請ができます。
証書・看板・席札のご申請について
親先生から、草月会事務局までご申請ください。
発行までの期間は、証書は約3カ月、看板・席札は約8カ月です。
看板・席札は天然木を使用しております。
産地、自然環境等により見本とは、木目・風合・色、および焼印等一つひとつに違いがあります。
8段階の師範資格
4級師範の資格を習得した後、さらに上の資格を得るためのレッスンが始まります。
- 4級師範
- 3級師範
- 2級師範参与
- 2級師範常任参与
- 1級師範総務
- 1級師範常任総務
- 1級師範顧問
- 1級師範理事
1級師範顧問・1級師範理事になるためには、親先生からのご推薦により、本部にて年1回行われている昇格試験を受験します。
教えるためには
草月指導者連盟に指導者(指導あり)として登録し、全国各地の支部に入会した方のみが、草月のいけばなを指導できます。
多くの仲間とともに、更なる研鑽を積んでいきましょう。
草月指導者連盟とは
一般財団法人草月会が組織する、草月流師範資格者(4級師範以上の方)の団体です。
国内はもとより、世界各国に活動の輪を広げています。
さまざまな草月の活動に触れながら、いけばなへの理解を深め、技術と精神の向上を目指す多様な勉強の場を設けて、いけばな草月の普及と発展を図っています。
指導をする方はもちろん、指導をしていない方も入会しています。
草月指導者連盟会員になると
- 「指導あり」の登録をすると、生徒に教えることができます。
- 年6回、草月の今を伝える機関誌『草』がお手元に届きます。
- 講習会や研究会、各種セミナーへの参加、および展覧会出品など、いけばなを広く深く学ぶ様々な機会が得られます。
- 各地の支部に登録して、地域に根ざした多様な活動にも参加できます。
- 雑誌・書籍・花器をご購入の際に、特典がございます。
草月指導者連盟へのご入会については、会員サービス部までお問合わせください。
一般財団法人 草月会 会員サービス部
TEL:03-3408-1120
FAX:03-3405-4947
E-mail:members@sogetsu.or.jp
各地の支部
草月には全国各都道府県に49支部(うち東京は3支部)、そして世界各地には約120の支部・スタディーグループがあります。
支部は展覧会を開いたり、研究会や講習会を行うなど、会員が集まって地域に根ざしたさまざまな活動を進めています。
国内外を問わず、お住まいが変わることがあっても、スムーズに勉強が続けられるよう、各地の支部が随時加入を受け付けております。
支部へのご加入については、総務課までお問合わせください。
一般財団法人 総務部 総務課
TEL:03-3408-1154
FAX:03-3405-4947
E-mail:somu@sogetsu.or.jp