勅使河原茜の年譜
- 1960年 勅使河原宏の次女として東京に生まれる。幼少期より第二代家元で叔母の勅使河原霞からいけばなの手ほどきを受ける。
- 1981年 國學院大学幼児教育専門学校を卒業。4年間幼稚園教諭として勤務。
- 1985年 財団法人草月会広報部に勤務。
- 1988年 静岡三菱自動車ショールームのインスタレーションを手がけ、創作活動をスタート。
- 1989年 3〜18歳までの子どもにいけばな指導する「茜ジュニアクラス」を開講。
- 1990年 初めての二人展「勅使河原宏・茜展」(兵庫県、つかしんホール)開催。
- 1995年 6月初個展「おもい」(池袋、メトロポリタンプラザ)開催。NHK教育テレビ「おしゃれ工房」出演。初の作品集『花のプリズム』出版。
- 1997年 「勅使河原茜展 つつむ」(エルパーク仙台)開催。
- 1998年 「勅使河原茜展 つむぐ」(福岡・イムズホール)開催。
- 2000年 東京・表参道の街路1kmを会場にした「草月・花Avenue」をプロデュース。
- 2001年 第三代家元勅使河原宏死去にともない4月に第四代家元継承。5月財団法人草月会理事長に就任。
- 2002年 4月宏追悼「百人連花」をプロデュース。10月東大寺「大仏開眼1250年慶讃大法要」で献花。「花と能の宴」「能とバレエの宴」(東京・オーチャードホール)の舞台美術を担当。
- 2003年 「薬師寺大講堂落慶法要」で献花(’12, ’16にも行う)。
- 2004年 茜ブランドのATジュエリーを発表。「四国こんぴら花舞台」の舞台制作と金比羅宮に献花。
- 2006年 日立製作所デジタルハイビジョンテレビWoooのCM「紅い花」制作。
- 2007年 日本いけばな芸術協会副会長就任。家元継承後初の個展「勅使河原茜展 私の花」(日本橋髙島屋)開催。創流80周年記念「創流祭」を両国国技館で開催。
- 2008年 「家元いけばなLIVE 」を大阪(松下IMPホール)、盛岡(盛岡市民文化ホール)で開催。洞爺湖サミット会場の花いけ、首脳夫人へのデモンストレーション。
- 2009年 いけばな協会理事長就任。「家元いけばなLIVE 」を鹿児島(鹿児島市宝山ホール)、北海道(サッポロファクトリーホール)、名古屋(プルニエホール)で開催。とらやとのコラボレーション個展「美しいね。和の世界 勅使河原茜桜をいける」(とらや東京ミッドタウン店)開催。天皇陛下御在位20周年記念式典の舞台花を制作。
- 2010年 「家元いけばなLIVE 」を広島(アステールプラザ)で開催。
- 2011年 家元継承10年を記念して『いけばな─出会いと心をかたちにする』出版。継承10周年記念個展「KOKOROのかたち─勅使河原茜の花」(スパイラルガーデン)開催。
- 2014年 女子美術大学客員教授に就任。「家元いけばなLIVE 」を高崎(群馬音楽センター)で開催。
- 2016年 「FLOWERS BY NAKED」(日本橋三井ホール)にて、NAKED Inc.とコラボレーション(’17, ’18, ’19にも行う)。日本ベルギー国交樹立150年記念「ゲント・フローラリア」に招待され、デモンストレーションと作品制作。
- 2017年 創流90周年を迎える。草月創流90周年記念 勅使河原茜個展「HANA SO」開催(東京・草月会館)。勅使河原茜作品集『AKANE TESHIGAHARA』出版。創流90周年記念「創流祭」を舞浜アンフィシアターで開催。
- 2018年 NHK Eテレ「スイッチインタビュー 達人達」に出演。
- 2019年 「ジャポニスム2018:響きあう魂」に参加(フランス・パリ)。ロングウッドガーデン(アメリカ・フィラデルフィア近郊)にてインスタレーション展示。
- 2020年 コロナ禍に大きな打撃を受けている花卉業界を応援するため、クラウドファンディングにより集められた支援をもとに、「【花卉業界応援プロジェクト】一輪の花が、明日を変える」として、高知県高知市三里産のグロリオーサ「サザンウィンド」5,000本を使用した巨大な球体のインスタレーションを制作(東京・草月会館)。
- 2021年 家元継承20年を記念して、勅使河原茜展「むすぶ」(京都・草月WEST)、「ひらく」(東京・草月会館別館アトリエ)開催。
- 2023年 藍師、染師の集団「BUAISOU」とのコラボレーション展「藍+茜 Indigo and Akane」(草月会館)開催。G7広島サミット公式夕食会会場の装飾として、竹のインスタレーション制作。東寺の総代に就任。「真言宗立教開宗1200年慶讚大法会法要」、「東大寺開山良弁僧正1250年御遠忌法要」で献花。